投資とゲームの関係1(攻略法について)
こんにちは。HIROBUNです。
いつも当ブログを訪れていただき、ありがとうございます。
読んでくださる方がいらっしゃるのは本当に励みになります。
今回は、テーマのとおり他愛のない?話です。
さて、皆さんはゲームはされますか?
私はいわゆるゲーマーとは程遠いですが、昔からゲームは好きなほうでして、気に入ったゲームについては攻略法や裏技といったものも調べる方です(ただし、ブログを始めてからはブログのほうが面白く、すっかりゲームがご無沙汰になってしまいましたが…)。
投資についても、最初からゲームとして捉えていたわけではありませんが、続けるうちに、これは最高に難しく、(うまくいけばですが)最高に面白いゲームだと感じるようになり、なんとか攻略法を見つけてやろう、絶対にあるはずだと思うようになりました。
同じゲームでも、攻略法があるのとないのとでは、難易度には大きな違いが出てきます。ストイックなゲーマーの方だと、攻略法は自分で見つけることを信条にしていたりしますが、私はどちらかというと早いうちに攻略法を調べて、ボスキャラを一撃で倒すなど、楽ちんにプレイするのが好きでした。
投資についても、ネットで探すと、単純な方法で大きなリターンを得ている方が結構いらっしゃることがわかりました。やっぱり攻略法ってあるんだな…と思った記憶があります。
そこで、これならいけるかもと思って、いくつか真似をしようと思うのですが、実際にはうまく行きません。取り掛かると、色々と疑問が湧いてきます。
それはなぜかというと、(インデックス投資など一部の投資法を除き、)肝心なノウハウはネットには書かれていないからですね。要は、自分の飯の種をただで他人に教えるか?という話です(残念ながら、このことを理解できていない方がかなりいらっしゃいます)。
これは教えない方が必ずしも責められる話ではなく、同じ手法を取る人が増えるほど、その手法の優位性が薄れてしまうからです。
だから、本当に儲かるノウハウは門外不出、秘中の秘、もしくは有償頒布となります。そして、表に出てくるときにはすでに陳腐化していたりしますが、ノウハウの考案者は有償頒布で元は取れています。
単純な例を上げると、株は安いときに買って、高いときに売るのが定石と言われます。しかし、何をもって安いと判断するのかは、実際には個々の投資家の持つノウハウによります。
そのときに、例えばみんなが同じノウハウによってその株を買おうとすれば、株は値上がりして、安い価格では買えなくなってしまうわけです。
そんな中、上に書いたことと矛盾するようですが、ネットで出会ったのが、次の2つの事柄でした。
1つは、あるシステムトレーダー※の方がブログで紹介していたレラティブストレングス投資です。このことは以前にも触れさせていただいておりますが、発案者である市原氏のブログでは、この投資法の細かいノウハウまで公開しており、完全に再現(真似)することが可能でした。
ちなみに私は、投資法は再現可能か否かで評価しています。実は、当ブログで用いている投資信託の比較法は、このレラティブストレングスの手法を応用したものです。
システムトレード(しすてむとれーど、英: system trade)とは、投資を行う際に裁量を排し一定売買ルールに従って売買を行う方法を指す和製英語。通常コンピュータに行わせる非裁量トレードの事を言う。(ウィキペディアより)
もう1つは、個別株の取引になりますが、ある株式投資家の方が、ブログで紹介していた故林輝太郎氏の「株式上達セミナー」です。
林氏は自らが大投資家であるとともに、投資家教育に尽力された方です。このような方は私が知っている限り、他にいらっしゃらないと思います(似たようなポジションの方は大勢いらっしゃいますが、はっきり言って別格かと)。
以前にも書きましたが、私の個別株の取引期間は短く、しかも、最終的に成功とはいかなかったのですが、林輝太郎氏の著作の大部分は購入し、何回も読み返しましたので、少なくとも同氏のノウハウのエッセンスは吸収できたと思います。私の投資経験値を一気に底上げしてくれた本であり、大変感謝しております。
また、同氏の著作は、その手法が今もそのまま通用するかどうかはともかく、書いてあることには少しも矛盾した部分や曖昧な部分がなく、こちらも完全に再現可能でした。林輝太郎氏の著作については、また別の機会に書いてみたいと思います。
今回はここまでです。次回は、投資とゲームの関係のうちの「チームと自動化」について書いてみたいと思います。
ではまた。
※投資は自己責任でお願いします。