私がバランスファンドを選んだ理由3
こんにちは。HIROBUNです。
今回も私がバランスファンドを選んだ理由の続きを書いていこうと思いますが、今回はその前に、最近の株価下落を受けて、各ファンドがどう動いたかをお見せします。
初めにバランスファンドです。
今月のリターンを見ていただくとお分かりのとおり、軒並み下落してはいますが、野村7資産がやはり相対的に良いパフォーマンスを見せています。
続いて資産クラス別ファンドです。
今月に入って営業日ではまだ2日ですが、今月のリターンがプラスなのは国内債券と国内リートの2ファンドだけです。また、株式ファンドはすべて年間リターンもマイナスになっています。多くの投資家にとって厳しい状況です。
ちなみに、国内債券ファンドは今月のリターンも、年間リターンもプラスです。マイナス金利のため、個人向け国債のほうが良いとか、現金の方がマシという意見を投信ブログでよく目にするのですが、上の表を見る限り悪くないですね。リスク(標準偏差)の低さも考えると、投資対象としては欠かせないと思います。
さて、ここからは今回の本来のテーマである、私がバランスファンドを選んだ理由の続きを書いていきます。
前回書いた私が出会った投資法、レラティブストレングス投資とは、市原ブログで市原さんという方が無料公開している投資法で、
上の表にもある8つの資産クラス別ファンドの3か月、6か月、12か月ごとのリターンとその平均値を算出し、
その平均値で8つの資産クラス別ファンドをランキング、
さらに現在の基準価額が12か月の移動平均を上回る条件を満たした、
上位2~3ファンドに等分で投資をし、以降は毎月のランキングに従って入れ替えていくというものです。
例えば、上の表でいうと、計算方法が違うのでイメージになりますが、今月は国内債券と国内リートのファンドに手持ち資金の50%ずつを投資することになります。
市原ブログによると、バックテストでは平均年率リターン15%を叩き出し、さらに、暴落前には必ず平均リターンが落ちてランキングが下がり、投資対象から外れるため、過去の暴落はすべてかわすことができていたということでした。
暴落を避けられて、機械的な投資、リターンも抜群ということで、私はこれだ!と思いました。その時点時点で最高のリターンを出している資産に全力投資するというのも、バイ・アンド・ホールドよりも積極性を感じました(その考えは今でも基本的には変わっていません)。
そこで、 早速レラティブストレングス投資を始めたのですが、ここでさらに欲が出ました(ここから失敗談?が続きます)。
当時、ひふみプラスやジェイリバイブといった国内の中小型株式ファンドが年数十%以上という抜群のリターンを出していました。国内株式のインデックスファンドは比較するとだいぶ見劣りしましたので、これを国内の中小型株式ファンドに入れ替えてみようと思ったのです。同じ資産クラスだし、より良い結果が出るのではないかと。
また、先進国株式の半分以上は米国株式であるため、それなら先進国株式ファンドをよりリターンの高い米国株式ファンドに入れ替えようと思いました。
レラティブストレングス投資なら暴落前にランキングが落ちて自然に投資対象から外れるので、このように銘柄を別のものに入れ替えてもリスクは変わらないとも考えました。
そして、私はモーニングスターのデータなどを参考にしながら、年100%のリターンという最高のパフォーマンスを発揮していた国内中小型株式ファンドと米国株式ファンドに手持ち資金を半分ずつ投資したのです。
以下、次回に続きます。
※投資は自己責任でお願いします。