HIROBUNが投資信託を比較するブログ

グラフと表による「見える化」を通じて、投資信託を比較します。そして、優れたバランスファンドにより、すべての方にストレスなしの真のほったらかし投資を!

投資信託を比較する91~100(Twitterへの投稿のアーカイブ)

<表とグラフの見方>
 一般的に、投資信託はリスク(標準偏差)に対するリターンが大きいほど、また、リターンに対するリスクが小さいほど、シャープ・レシオが高くなり、優れた(効率的な)投資信託であるとされます。
 また、シャープ・レシオが高い投資信託の折れ線グラフは、相対的により凹凸が少なく、より右肩上がりのグラフとなります。

※以下、データの出典はすべてYahoo!ファイナンスです。

91 つみたてバランスファンド

投資対象の資産配分は、株式が国内30%、先進国20%、新興国5%。債券が国内20%、先進国5%、新興国5%。リートが国内10%、先進国5%。

2017年設定。グラフの形状はSlim8資産にそっくりだが、信託報酬とリスクはわずかに高く、リターンはわずかに低い。

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92 iFree8資産バランス

国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リート、海外リートに分散投資

2016年設定。グラフの形状はSlim8資産とほぼ同じだが、信託報酬がわずかに高く、リスクとリターンがわずかに低い結果、純資産では大差。

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93 つみたて8資産均等バランス

国内、先進国、新興国の株式と債券、国内と先進国のリートに均等比率(12.5%)で投資。

2017年設定。運用会社、グラフの形状、シャープレシオはSlim8資産と同じ。信託報酬をわずかに高くしたためか、販売会社数はSlim8資産の14に対し51と上回る。

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94 野村 6資産均等バランス

国内及び外国の各債券、国内及び外国の各株式、国内及び外国の各リートに各6分の1投資。

2017年設定。比較基準の投資信託。リスクが低い割にリターンが高く、シャープレシオはかなり優秀だが、たわらバランス標準型や野村7資産には及ばない。

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95 JP 4資産均等バランス

日本と海外の株式と債券へ25%ずつ分散投資。海外株式と債券は先進国が対象。

2017年設定。4資産均等型らしく、欠点らしい欠点はないが、リスクが特に低いわけではなく、リターンが特に高いわけでもない。結果、シャープレシオはSlim8資産に及ばない。

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96 つみたて4資産均等バランス

国内株式、先進国株式、国内債券、先進国債券に25%ずつ投資。

2017年設定。4資産均等型らしく、欠点らしい欠点はない。Slim8資産と比べて、リスク、リターンともにやや低い。結果、シャープレシオはSlim8資産にわずかに及ばない。

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97 DIAM 8資産バランスファンドN〈DC年金〉

国内株式10%+国内債券57%+先進国株式10%+先進国債券3%+新興国株式5%+新興国債券5%+Jリート3%+先進国リート3%+短期金融資産4%の配分で投資。

2013年設定。国内債券が6割近くを占め、ローリスクローリターンだが効率は悪くない。

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98 りそな ターゲット・イヤー・ファンド2030,2040,2050

国内、先進国および新興国の債券・株式ならびに国内および先進国のリートに投資。ターゲットイヤーまでの残存年数に応じて資産配分を変更。為替ヘッジあり。

2018年設定。リスクが増える割にリターンは増えず、魅力小。

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99 SBI グローバル・バランス・ファンド

日本を含む全世界の株式40%及び債券60%へ分散投資。資産配分比率は年1回±20%の範囲で見直しを行う場合がある。債券について為替ヘッジあり。

2018年設定。リターンは高くないが、リスクが低いため、シャープレシオはSlim8資産を上回る。

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100 DCニッセイ ターゲットデートファンド2025~2060

DC専用。日本を含む世界の株式、リート、公社債、短期金融商品等に分散投資。ターゲットイヤーに近づくにしたがい、リスクを低減させる運用。

2016~2019年設定。リスクの割にリターンは高くない。細かく差をつける意図は?

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