投資信託を比較する61~70(Twitterへの投稿のアーカイブ)
- 61 DCダイワ・ワールドアセット(安定コース、6分散コース、成長コース)
- 62 明治安田 DCハートフルライフ30,50,70
- 63 マイターゲット2030~2060(確定拠出年金向け)
- 64 世界8資産ファンド<DC年金>
- 65 楽天・インデックス・バランス(DC年金)
- 66 三井住友・DC年金プラン2010,2020,2030,2040
- 67 明治安田 DCグローバルバランス
- 68 4資産分散投資・ハイクラス<DC年金>
- 69 DCニッセイ バランスアクティブ
- 70 三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド
<表とグラフの見方>
一般的に、投資信託はリスク(標準偏差)に対するリターンが大きいほど、また、リターンに対するリスクが小さいほど、シャープ・レシオが高くなり、優れた(効率的な)投資信託であるとされます。
また、シャープ・レシオが高い投資信託の折れ線グラフは、相対的により凹凸が少なく、より右肩上がりのグラフとなります。
61 DCダイワ・ワールドアセット(安定コース、6分散コース、成長コース)
DC専用。外国債券、国内債券、外国REIT、J-REIT、外国株式、国内株式の6資産にそれぞれ16.7%の比率で投資。
信託報酬は安くないが、リスクが抑えられている割にリターンが高く、シャープレシオは良い部類。
62 明治安田 DCハートフルライフ30,50,70
DC専用。内外の株式・債券へ分散投資。株式比率はそれぞれ30%、50%、70%だが、全体に国内比率が高い。
株式比率が小さい場合はシャープレシオが良いが、株式比率が大きくなるにつれて、その優位性は失われる。信託報酬も安くはない。
63 マイターゲット2030~2060(確定拠出年金向け)
DC専用。国内株式、外国株式、国内債券、外国債券等への投資割合を定期的に変更し、ターゲットイヤーの5年前に近づくにしたがい、リスクの漸減を図る。
ターゲットイヤーの違いによってリスクとリターンに少しの差をつけただけ。
64 世界8資産ファンド<DC年金>
DC専用。投資配分比率は、国内債券10%、海外債券10%、新興国債券10%、国内株式15%、海外株式20%、新興国株式15%、国内リート10%、海外リート10%。
比較した中では最もリターンが大きく、シャープレシオはSlim8資産を上回るわりに売れていない。
65 楽天・インデックス・バランス(DC年金)
DC専用。投資対象とする外国投資信託は、それぞれ世界の株式市場および債券市場の代表的な指数への連動を目指す。資産配分は、株式15%、債券85%。債券は為替ヘッジあり。
安定感では野村7資産をしのぎ、たわらノーロード堅実型と並ぶ。
66 三井住友・DC年金プラン2010,2020,2030,2040
DC専用。国内外の株式・債券への分散投資を行い、ターゲット・イヤーに向けた信託財産の成長を目指す。ターゲット・イヤー到達後は、流動性を重視した安定運用を行う。
リスクも低いがリターンも低く、魅力に欠ける。
67 明治安田 DCグローバルバランス
DC専用。内外の株式・債券に投資。株式については、成長株に投資を行い、債券についてはA格相当以上の公社債に投資を行う。
設定日が古く、信託報酬も高いが、リスクはそれなりに抑えられており、シャープレシオはSlim8資産と大差ない。
68 4資産分散投資・ハイクラス<DC年金>
DC専用。資産配分は、国内株式40%・国内債券22%・外国株式19%・外国債券16%・現金等3%。
信託報酬、リスクはSlim8資産と同じ。しかし、リターンは劣り、当然、シャープレシオも劣る。
69 DCニッセイ バランスアクティブ
DC専用。日本を含む世界各国の株式及び債券へ投資。資産配分はファンダメンタル分析、短中期の運用環境予測等に基づき機動的に変更。
信託報酬は高く、リターンもイマイチ。当然、シャープレシオは劣る。設定日が古い投信の典型。
70 三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド
国内債券15%、外国債券25%、国内株式10%、外国株式20%、新興国株式10%、国内リート5%、外国リート15%に投資。
リスクも低く、リターンも悪くない。シャープレシオはSlim8資産を上回る。純資産が小さいことが一番のネック。