投資信託を比較する31~40(Twitterへの投稿のアーカイブ)
- 31 投資信託を比較する31
- 32 野村 ターゲットインカムファンド(年3%目標分配型)
- 33 インデックスコレクション(バランス株式30,50,70)
- 34 ピクテ・アセット・アロケーションF(1年)
- 35 GW7つの卵
- 36 ダイワ FEグローバル・バリュー(H無、H有)
- 37 ワールドアセットバランス(基本コース、リスク抑制コース)
- 38 HSBC ワールド・セレクション(安定、安定成長、成長)
- 39 eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
- 40 ファイン・ブレンド(資産成長型)
<表とグラフの見方>
一般的に、投資信託はリスク(標準偏差)に対するリターンが大きいほど、また、リターンに対するリスクが小さいほど、シャープ・レシオが高くなり、優れた(効率的な)投資信託であるとされます。
また、シャープ・レシオが高い投資信託の折れ線グラフは、相対的により凹凸が少なく、より右肩上がりのグラフとなります。
31 投資信託を比較する31
ニッセイ アメリカ高配当株F(年2回決算型)
米国の金融商品取引所に上場している高配当株式、MLPおよびリートを含む投資信託証券に投資。
債券を含まないバランスファンド。
リスク、リターンとも先進国株式ファンドに近く、グラフもそっくりだが、信託報酬は桁違いに高い。
32 野村 ターゲットインカムファンド(年3%目標分配型)
世界各国の債券等および株式等を投資対象とする投資信託証券を主要投資対象とし、年率3%程度の利回りの確保を目指す。
リスクが低く、リターンはそれほど高くないが分配金がある。信託報酬は約1%。売りやすいとは思う。
33 インデックスコレクション(バランス株式30,50,70)
確定拠出年金専用ファンド。主要投資対象は、国内外の株式・公社債。数字は株式クラスへの配分比率。
2010年設定だが信託報酬は低い。資産クラスが株式と債券だけなので、シャープ・レシオはトップには及ばない。
34 ピクテ・アセット・アロケーションF(1年)
日本を含む世界の株式、債券、金(デリバティブ取引含む)に分散投資。外貨建て資産については、必要と判断した場合は為替ヘッジを行う。
リスクが非常に低く、シャープ・レシオは優れるが、リターンは低い。信託報酬は高すぎる。
35 GW7つの卵
基本ポートフォリオは、日本大型株式、日本小型株式、日本債券、北米株式、欧州先進国株式、アジア太平洋先進国株式、海外債券。
人気バランスファンドに近いパフォーマンスに見えるが、設定2003年2月なのに最新基準価額が10,890円でお察し。信託報酬高く、資金流出。
36 ダイワ FEグローバル・バリュー(H無、H有)
割安と判断される世界の株式等に投資を行い、信託財産の成長をめざす。金ETF、債券、転換社債なども投資対象とする。
リターンは人気バランスファンドに近いが、リスクがそれらよりも高く、信託報酬も高い。資金流出。
37 ワールドアセットバランス(基本コース、リスク抑制コース)
日本を除く先進国の株式、債券、リートおよび新興国の株式、債券に分散投資を行う。原則として為替ヘッジを行う。
リスクが非常に低く、シャープ・レシオは優秀だが、リターンは物足りない。信託報酬も1%超で資金流出。
38 HSBC ワールド・セレクション(安定、安定成長、成長)
先進国株式、新興国株式、先進国債券、新興国債券およびその他資産に投資。標準偏差はそれぞれ5%、5-8%、8-11%程度を目指す。為替ヘッジあり。
リスクは抑えられているが、リターンは物足りない。信託報酬は1%超で資金流出。
39 eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
比較基準としている投信。
国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リートおよび先進国リートに12.5%ずつ投資。
野村7資産よりリスクは大きいが、信託報酬リスクはバランスファンド中、最安。資金流入。
40 ファイン・ブレンド(資産成長型)
投資対象は、日本国債、海外債券、グローバル株式、グローバルREIT、金。各資産の基準価額への影響度合いが、概ね均等になるような資産配分戦略をとる。
リスクが非常に低く、シャープ・レシオは優秀だが、リターンは8月以降横ばい。信託報酬高。