投資信託を比較する21~30(Twitterへの投稿のアーカイブ)
- 21 日興レジェンド・イーグル・F(資産成長、円ヘッジ)
- 22 ハイ・クオリティ・アロケーションF(H無、限H)
- 23 のむラップ・ファンド(保守、やや保守、普通、やや積極、積極)型
- 24 スマート・クオリティ(安定、安定成長、成長)型(1年決算)
- 25 DCマイセレクション(25、50、75)
- 26 マイ・ロード
- 27 グローバル・アロケーション(A:H無、C:限定H)
- 28 ブレンドシックス
- 29 世界経済インデックスF
- 30 ピクテ・マルチアセット・アロケーション・F
<表とグラフの見方>
一般的に、投資信託はリスク(標準偏差)に対するリターンが大きいほど、また、リターンに対するリスクが小さいほど、シャープ・レシオが高くなり、優れた(効率的な)投資信託であるとされます。
また、シャープ・レシオが高い投資信託の折れ線グラフは、相対的により凹凸が少なく、より右肩上がりのグラフとなります。
21 日興レジェンド・イーグル・F(資産成長、円ヘッジ)
主要投資対象は、 世界各国の株式。個別銘柄の調査を行い、PBR等の様々な分析を加え、著しく割安で魅力的な銘柄でポートフォリオを構築。
リスクは抑えられているが、2%超の信託報酬の高さがリターンを引き下げている。
22 ハイ・クオリティ・アロケーションF(H無、限H)
世界各国の株式や債券など、さまざまな資産への分散投資により収益の獲得を目指す。
リスクが抑えられており、シャープ・レシオも悪くないが、2%超の信託報酬がリターンを押し下げている。
資金流出。
23 のむラップ・ファンド(保守、やや保守、普通、やや積極、積極)型
主要投資対象は、国内株式、国内債券、外国株式、外国債券、世界各国(日本を含む)のリート。
株式、リートの比率が高くなるにつれてシャープ・レシオは下がるのに信託報酬が高くなるのは、納得し難い。
24 スマート・クオリティ(安定、安定成長、成長)型(1年決算)
主要投資対象は、国内と先進国の株式・債券・リート、新興国の株式・債券の8資産。目標リスク水準(年率標準偏差=5,8,12%)に応じて資産配分比率を決定。
野村7資産よりも信託報酬が高く、シャープ・レシオも劣る。
25 DCマイセレクション(25、50、75)
確定拠出年金専用ファンド。内外の株式、債券に分散投資。株式比率が25%、50%、75%の3種類。
野村7資産よりも信託報酬は低いが、シャープ・レシオは劣る。
信託報酬以外は、グラフの形など24で書いたスマート・クオリティにそっくり。
26 マイ・ロード
主要投資対象は、国内株式、国内債券、外国株式、外国債券、世界各国(日本を含む)のリート。
リスクが圧倒的に低いため、シャープ・レシオは優秀だが、リターンが低い。資金流出。
27 グローバル・アロケーション(A:H無、C:限定H)
世界中のさまざまな資産(株式・債券など)、国・地域、セクターなどから、投資魅力度が高いと判断される資産を発掘、分散投資。
リスクは低く、リターンも悪くないが、信託報酬が高すぎる。資金流出。
28 ブレンドシックス
6つの資産(日本国債、ヘッジ付海外債券、高金利海外債券、グローバル高配当株式、グローバルREIT、金)に投資。基準価額への影響度合いが概ね均等になるように資産をブレンド。
リスク、リターンとも低いが、信託報酬は高い。1か月で40億円の資金流入は謎。
29 世界経済インデックスF
主要投資対象は、国内、先進国および新興国の公社債および株式。基本組入比率は地域別のGDP総額の比率を参考に決定。
セゾングロバラと並び、インデックス投資家に人気だった。リスク、リターンとも、リートを含むバランスファンドより劣る。資金流出。
30 ピクテ・マルチアセット・アロケーション・F
日本を含む世界の株式および債券等への投資ならびにデリバティブ取引を行う。様々なアセット・クラス(資産)への分散投資と投資戦略を活用。
リスクが低く、リターンは高くないが、シャープ・レシオは優秀。信託報酬は高すぎ。