投資信託を比較する1~10(Twitterへの投稿のアーカイブ)
- 1 東京海上・円資産バランスファンド(年1回)
- 2 財産3分法F(不動産・債券・株式)資産成長型
- 3 たわらノーロード バランス(8資産均等、堅実型、標準型、積極型)
- 4 たわらノーロード 最適化バランス(保守型、安定型、安定成長型、成長型、積極型)
- 5 スマート・ファイブ(1年決算型)
- 6 グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
- 7 JPM ベスト・インカム(年1回決算型)
- 8 三菱UFJ プライムバランス(8資産、安定型、安定成長型、成長型)
- 9 セゾン バンガード・グローバルバランスF
- 10 ニッセイ 豪州ハイ・インカム株式F(資産成長型)
<表とグラフの見方>
一般的に、投資信託はリスク(標準偏差)に対するリターンが大きいほど、また、リターンに対するリスクが小さいほど、シャープ・レシオが高くなり、優れた(効率的な)投資信託であるとされます。
また、シャープ・レシオが高い投資信託の折れ線グラフは、相対的により凹凸が少なく、より右肩上がりのグラフとなります。
1 東京海上・円資産バランスファンド(年1回)
日本で一番純資産額が大きい(7千億円超)バランスファンドの兄弟ファンドです。
驚異の低リスクにより、リターンは決して高くないのにシャープ・レシオはSlim8資産を上回ります。
信託報酬もギリ1%未満
【お詫び】基準価額からは既に信託報酬が差し引かれているため、上記の同信託報酬抜きのリターンは誤りです。
2 財産3分法F(不動産・債券・株式)資産成長型
日本で二番目に純資産額が大きい(3,900億円超)バランスファンドの兄弟ファンドです。
かなりの低リスクにより、シャープ・レシオはSlim8資産を上回りますが、信託報酬1%超が足を引っ張っていますね。
【お詫び】基準価額からは既に信託報酬が差し引かれているため、上記の同信託報酬抜きのリターンは誤りです。
3 たわらノーロード バランス(8資産均等、堅実型、標準型、積極型)
8資産均等以外は先進国の株式と債券に為替ヘッジあり。いずれもシャープ・レシオが野村7資産を上回り、ちょっとショック(笑)
標準型は、リスクが低いわりにリターンが高い印象。
【お詫び】基準価額からは既に信託報酬が差し引かれているため、上記の同信託報酬抜きのリターンは誤りです。
4 たわらノーロード 最適化バランス(保守型、安定型、安定成長型、成長型、積極型)
先進国債券のみ為替ヘッジあり。保守型以外はシャープ・レシオが野村7資産以上に高い。
最大の問題点は、純資産が極めて少なく、早期償還のリスクがあることか。
【お詫び】基準価額からは既に信託報酬が差し引かれているため、上記の同信託報酬抜きのリターンは誤りです。
5 スマート・ファイブ(1年決算型)
ファンドオブザイヤー2018優秀賞ファンドの兄弟ファンド
投資対象は、日本国債、海外債券、グローバル株式、グローバルREIT、金。各資産の基準価額への影響度合いが概ね均等にする戦略。
リスクとリターン低、信託報酬高
【お詫び】基準価額からは既に信託報酬が差し引かれているため、上記の同信託報酬抜きのリターンは誤りです。
6 グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
世界の株式やREITなどの現物の組入総額と株価指数先物取引や国債先物取引の買建総額の組入合計額が、信託財産の純資産総額の3倍相当額となるように投資
個人的には、全体の3分の2を占める債券の急落時が怖い。
【お詫び】基準価額からは既に信託報酬が差し引かれているため、上記の同信託報酬抜きのリターンは誤りです。
7 JPM ベスト・インカム(年1回決算型)
世界の債券、株式、リート、その他の有価証券を投資対象。
原則為替ヘッジあり。
リターンは大したことないが、リスクが非常に低いため、シャープ・レシオは優秀。
しかし、信託報酬が高過ぎ。
【お詫び】基準価額からは既に信託報酬が差し引かれているため、上記の同信託報酬抜きのリターンは誤りです。
8 三菱UFJ プライムバランス(8資産、安定型、安定成長型、成長型)
8資産以外は2002年設定の老舗バランスファンド。DC専用。
同じような設定のたわらバランスよりもシャープ・レシオが低く、すごく魅力的とは言い難いが、悪くはない。
【お詫び】基準価額からは既に信託報酬が差し引かれているため、上記の同信託報酬抜きのリターンは誤りです。
9 セゾン バンガード・グローバルバランスF
株式と債券の基本資産配分比率が50%ずつの代表的バランスファンド
比較対象としたファンドと比べると、リスク、リターンとも物足りないが、まだまだ信奉者は多い。
でも、解約しにくいだけかも。
【お詫び】基準価額からは既に信託報酬が差し引かれているため、上記の同信託報酬抜きのリターンは誤りです。
10 ニッセイ 豪州ハイ・インカム株式F(資産成長型)
オーストラリアの高配当「株式」「リート」を含む「投資信託証券」が主要投資対象
毎月分配型は純資産1,800億円近いが、こちらは19億円…。
債券を含んでいないので、リスクは高い。信託報酬も高い。
【お詫び】基準価額からは既に信託報酬が差し引かれているため、上記の同信託報酬抜きのリターンは誤りです。