HIROBUNが投資信託を比較するブログ

グラフと表による「見える化」を通じて、投資信託を比較します。そして、優れたバランスファンドにより、すべての方にストレスなしの真のほったらかし投資を!

セゾン資産形成の達人ファンドを比較してみる

こんにちは。HIROBUNです。

前回は、朝あわてて書いて、国内株式とすべきところが外国株式となっていたりと大変失礼しました。帰ってから修正いたしました。

しかし、それにもかかわらず、はてなスターは過去最高の数をいただきまして、大変嬉しく思っております。お役に立てたのであれば幸いです。

さて、今回は同じことを外国株式でやってみようと思います。

ターゲットは、セゾン投信の二枚看板の一つであるセゾン資産形成の達人ファンドです。

セゾン投信と言えば、バランスファンドのセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが有名ですが、セゾン資産形成の達人ファンドはこれよりもリターンが良いとも言われ、どちらをメインとすべきか迷っている方もいらっしゃると思います。よく比較している記事などもありますよね。

セゾン資産形成の達人ファンドは世界の選りすぐりの株式ファンドに投資するファンドですが、最近は、全世界の株式を投資対象とするインデックスファンドも増えてきました。

果たしてどちらが優れたパフォーマンスを見せているのか、気になるところですね。

それでは、早速グラフからです。

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あくまでも過去1年間の実績ですが、セゾン資産形成の達人ファンドは今月になって楽天・全世界株式を若干上回りましたが、下位にあります。

次にシャープレシオ等の表です。

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シャープレシオは運用成績がマイナスの場合、リスクが大きいほど数値が大きくなりますので、ここでは無視して、まず年間リターンを見てみます。

年間リターンは、セゾン資産形成の達人ファンドが、グラフでも見ていただいたとおり楽天・全世界株式に次いで低いですが、ここから信託報酬を引くと、年間リターンは一番低くなってしまいます

年間標準偏差(=リスク)も、若干ですが8つのファンドの中で一番大きくなっています。

このように、セゾン資産形成の達人ファンドにとっては、今は厳しい状況であることが分かりました。今後の頑張りと信託報酬の引き下げに期待したいところです。

今回はここまでです。ではまた。

※投資は自己責任でお願いします。