HIROBUNが投資信託を比較するブログ

グラフと表による「見える化」を通じて、投資信託を比較します。そして、優れたバランスファンドにより、すべての方にストレスなしの真のほったらかし投資を!

ひふみ投信、結い2101、コモンズ30ファンドを比較してみる

こんにちは。HIROBUNです。

いつも当ブログをご訪問いただき、本当にありがとうございます。

さて、今回はテーマのとおり、投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018で11,15,20位にランクインした、いずれも人気のアクティブファンドであるひふみ投信結い2101、コモンズ30ファンドを、国内株式のインデックスファンドと比較してみます。

この取組(仮称:比較してみるシリーズ)は、今後、当ブログのメインコンテンツとしようと考えているものであり、投資信託の実態を明らかにするための試みです。

ぜひ、皆さまの投資信託購入・解約時のご参考にしていただけると幸いです。

まずは、グラフです。

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次に、シャープレシオ等の比較表です。

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上のグラフでは、結い2101が変化がなだらかで、リターンも最も高くなっていますひふみ投信とコモンズ30ファンドは、グラフの変化が激しく、リターンも下位となっています。

次に下の表ですが、シャープレシオは運用成績がマイナスの場合、リスクが大きいほど数値が大きくなりますので、ここではシャープレシオは無視し、リターンと標準偏差だけを見てください。

グラフでも見ていただいたとおり、やはり結い2101がインデックスファンドよりも年間標準偏差(=リスク)が低く、年間リターンは(マイナスですが)一番高くなっています。

また、ひふみ投信とコモンズ30ファンドは、インデックスファンドよりも年間標準偏差が高く、リターンは低くなっています。

過去の1年間を見た限りでは、優れた運用をしていると思われる結い2101ですが、残念ながら、ここから信託報酬を引くと、年間リターンは僅差ではありますが、国内株式(日経平均)のインデックスファンドに逆転されます

リスクが低いことは確かにメリットであり、投信ブロガーの人気が高いことも理解できますが、それでも信託報酬が高いせいで、リターンではインデックスファンドに負けてしまうわけですね。

あくまでも国内株式ファンドの中で考えた場合ですが、もし、もっと信託報酬を引き下げることが出来、しかも、今後も今の優れた運用を続けられるのであれば、結い2101は投資対象として検討する価値があるように思います。

今回はここまでです。

それではまた。

※投資は自己責任でお願いします。